請求事例23
「妹は人を信じやすくて、お金を騙し取られることもありました」 札幌障害年金相談センターに電話をかけてきた御兄弟の声には、深い心配が滲んでいました。30代の妹さんは、幼い頃からコミュニケーションの困難さを抱え、いじめに遭いながらも、大家族の全面的な支援で高校まで通い続けました。 しかし、父との二人暮らしになってからは、善意に見えた言葉に騙され、金銭的な被害に遭うこともありました。「妹を守るため、兄弟で近所に住んで支援しています」。家族の献身的な支えが語られます。 センターのスタッフは、出生時からの詳細な状況を丁寧に聞き取っていきました。「日常生活の具体的な場面を教えてください」。基本的な生活にも支援が必要な実態、不安やストレスによる不眠や過食の症状。それらを緻密に文書化し、医師への情報提供を行いました。 その結果、障害基礎年金2級、年額約78万円の受給が認められました。「投薬治療で症状も少し落ち着いてきて、これで経済的な支えも得られました」。家族の安堵の言葉に、私たちも深い感動を覚えました。
請求事例24
「婚約者のために、何か力になれないでしょうか」 札幌障害年金相談センターに相談の電話をかけてきたのは、40代女性の婚約者でした。生まれてすぐに養護施設で育ち、普通級で学びながらも、卒業後は安定した生活を送れずにいた方の物語が、静かに語られていきました。 「統合失調症の手帳をお持ちとのことですが、もう少し詳しくお話を伺えますでしょうか」。センターのスタッフは、複雑な医療歴の解明に取り掛かりました。断片的な記憶を手がかりに、複数の病院への地道な問い合わせ。そして25歳での初診が判明しましたが、納付要件を満たすことができません。 「20歳前の受診歴について、もう一度思い出していただけますでしょうか」。そこで明らかになったのは、療育手帳B2の存在でした。行政との連携により判定書の写しを入手し、IQ53+αという新たな事実が浮かび上がってきました。 現在の主治医との慎重な相談、出生からの詳細な生活歴の再構築。その結果、障害基礎年金2級の永久認定、年額81万円の受給が認められました。「人生に、新たな希望が持てました」。その言葉に、私たちも深い感動を覚えました。
請求事例25
「診断書は取得したものの、申請書類の作成に困っています」 札幌障害年金相談センターに届いた電話は、知的障害と自閉症を持つ20代の息子さんを案じる母からのものでした。お祖母様も同席しての相談で、切迫した状況が明らかになります。 「20歳の診断書の有効期限が迫っているんですね」。センターのスタッフは、状況を即座に把握しました。認定日から1年を超えると新たな診断書が必要となり、追加の費用負担が発生してしまいます。 「病歴・就労状況等申立書の作成を一緒に進めましょう」。センターは、限られた時間の中で効率的に情報を収集。ご家族の記憶を丁寧に紡ぎ出しながら、必要書類を整えていきました。 わずか4日後、ギリギリのタイミングで基礎年金の請求が完了。その結果、年額約80万円の障害基礎年金2級が認められました。「間に合って本当に良かった」。ご家族の安堵の表情に、私たちも深い感動を覚えました。
《問合せ先》
「電話:080-3268-4215 」 又は 「こちらのフォーム(メール)」でお申込み下さい。
社会保険労務士法人ファウンダー / 札幌障害年金相談センター
受付時間 平日 9:00-20:00(土日祝も対応可)
連絡先 ℡:080-3268-4215 / ℡:011ー748-9885
所在地〒007-0849 北海道札幌市東区北49条東13丁目1番10号