請求事例13

「一度不支給になったら、もう無理なのかと…」

お母様は、LINEを通じて札幌障害年金相談センターに初めて連絡をくださいました。6年前、20歳の息子さんの障害年金を自力で申請するも不支給。その後も息子の将来を案じ続け、インターネットで情報を探し続けた末の相談でした。

「以前の書類を確認させてください」。センターのスタッフは、まず6年前の申請書類の取り寄せから始めました。

診断書自体は障害基礎年金2級の可能性を示唆する内容でしたが、「重要な要素が見えてきました」とスタッフは静かに語ります。

それは病歴・就労状況等申立書の記載内容でした。知的障害と広汎性発達障害を持つ息子さんの日常生活の困難さが、十分に伝わっていなかったのです。センターは、ご両親とご本人から丁寧に状況を聞き取り、新たな診断書の取得と共に、詳細な生活状況を申立書に記録していきました。 その結果、年間約78万円の障害基礎年金2級が認められました。

「あきらめなくて本当に良かった」。喜びの涙を浮かべるご家族の姿に、私たちも深い感動を覚えました。

請求事例14

「長年、何か違うと感じていましたが…」

ご家族が、札幌障害年金相談センターに不安を抱えて連絡してこられました。

10年以上も双極性障害に苦しんできた30代の娘さん。しかし、1年前の転院で新たな事実が判明したのです。

「軽度の知的障害があったのです」。それまで誰も気付かなかった真実でした。普通学級で学び、一般就労の経験もある娘さん。しかし、幼い頃から学業の困難さ、コミュニケーションの苦手さ、いじめなど、様々な生きづらさを抱えていました。

センターのスタッフは、この複雑なケースに慎重に向き合いました。

「双極性障害の背景に、長年の知的障害による生きづらさがあったのかもしれません」。出生時からの詳細な生活歴を丁寧に紡ぎ出し、二つの障害の関連性を明確に示す必要がありました。

初診日を出生日と認定してもらうための緻密な申立書作成。ご本人とご家族の記憶を一つひとつ丁寧に文書化していく作業は、まさに人生の再構築でした。

その結果、年額約78万円の障害基礎年金2級が認められました。「これで娘の将来に、少し光が見えました」。

ご家族の安堵の表情に、私たちも深い感動を覚えました。

請求事例15

「息子は働いているから、年金は難しいと言われて…」

お母様は、不安を抱えて札幌障害年金相談センターの扉を叩きました。

愛の手帳4度を持つ20歳の息子さんは、特例子会社で頑張って働いているものの、その環境は特別な配慮のもとにありました。 「まずは、息子さんの日常の様子を詳しくお聞かせください」とセンターのスタッフは静かに促します。

特例子会社での就労は、同じ障害を持つ仲間たちと共に、保護された環境で行われていました。さらに、通勤も一人では難しく、毎日ご両親による送り迎えが必要な状況でした。 センターは、この現実を丁寧に病歴・就労状況等申立書に記していきました。「就労していても、支援なしでは難しい現実がある。その事実を正確に伝えることが大切なんです」とスタッフは説明します。

認定日から1年以内という時期的な利点も活かし、45日という短期間で障害基礎年金2級、年額約80万円の受給が認められました。

「息子の自立への第一歩です」。

お母様の安堵の笑顔に、私たちも深い感動を覚えました。

《問合せ先》

「電話:080-3268-4215 」 又は 「こちらのフォーム(メール)」でお申込み下さい。

社会保険労務士法人ファウンダー  / 札幌障害年金相談センター

受付時間 平日 9:00-20:00(土日祝も対応可)

連絡先 ℡:080-3268-4215 / ℡:011ー748-9885

所在地〒007-0849 北海道札幌市東区北49条東13丁目1番10号

【請求事例集5】知的障がいの方の障害年金請求事例を紹介します
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