請求事例11

「息子の将来を考えると、夜も眠れないんです」。

20歳を目前に控えた息子さんを持つお母様が、不安を抱えて札幌障害年金相談センターを訪れました。

3歳まで言葉を話せず、保育園では暴力行為が絶えなかった息子さん。小学校では普通学級での奮闘の末、5年生から支援学級へ。中学、特別支援学校と進む中で、自傷行為も現れ、精神科への通院も経験。

現在は障害者雇用で働いているものの、日常生活のほとんどを家族の支援が必要な状況でした。

センターでは、この状況を謙虚に受け止めつつ、専門的な分析に入りました。「知的障害の認定には、特別な注意が必要なんです」とスタッフは静かに説明します。IQだけでなく、日常生活における支援の必要性を正確に伝えることが重要でした。 最大の課題は、二次障害のない知的障害者の場合、診断書で日常生活の困難さが適切に表現されにくい点。センターは慎重に医師を選定し、詳細な生活状況を伝えることで、現実に即した診断書の作成にこぎつけました。

その結果、永久固定での2級認定という、極めて希少な決定を獲得。

「これで息子の一生を支えられます」。お母様の安堵の表情に、私たちも深い感動を覚えました。

請求事例12

「息子は6年も働いているから、きっと無理なんだと思っていました」

お母様は、札幌障害年金相談センターのホームページを見つけるまで、そう考えていたと語ります。

特別支援学校を卒業後、障害者雇用で真面面に働く24歳の息子さん。しかし将来への不安が募り、ご自身で申請を始めたものの、不安が拭えずにいました。 「まずは診断書を拝見させてください」。

センターのスタッフは謙虚な姿勢で書類を確認。すると、就労状況欄に重大な誤りを発見。「このままでは不支給となる可能性が高いのです」と静かに説明し、医師への訂正依頼をサポートしました。 さらに大きな課題が待っていました。

20歳時の診断書が存在しないケース。通常なら遡及請求は困難ですが、知的障害には特別な規定があります。「諦めるには早いかもしれません」。センターは過去の成功体験を活かし、20歳時の状態を証明する資料収集と専用申立書の作成に取り組みました。

その結果、4年8か月遡っての2級認定を獲得。年間約78万円、遡及分として約364万円の受給が認められました。「息子の将来に、大きな希望が持てました」。お母様の喜びの言葉に、私たちも深い感動を覚えました。

《問合せ先》

「電話:080-3268-4215 」 又は 「こちらのフォーム(メール)」でお申込み下さい。

社会保険労務士法人ファウンダー  / 札幌障害年金相談センター

受付時間 平日 9:00-20:00(土日祝も対応可)

連絡先 ℡:080-3268-4215 / ℡:011ー748-9885

所在地〒007-0849 北海道札幌市東区北49条東13丁目1番10号

【請求事例集4】知的障がいの方の障害年金請求事例を紹介します
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